1993-02-26 第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
このようなことにつきましては、従来からそういった線で進めてきておるところでございまして、具体的には平成六年に打ち上げる予定にいたしております宇宙実験観測フリーフライヤ、SFUと申しておりますが、これにつきましては文部省の宇宙研が衛星本体及び天文観測等の科学実験機器を担当する、宇宙開発事業団が宇宙ステーションに取りつける我が国のJEMの暴露部のモデルを搭載して、かつHIロケットによって打ち上げていく、
このようなことにつきましては、従来からそういった線で進めてきておるところでございまして、具体的には平成六年に打ち上げる予定にいたしております宇宙実験観測フリーフライヤ、SFUと申しておりますが、これにつきましては文部省の宇宙研が衛星本体及び天文観測等の科学実験機器を担当する、宇宙開発事業団が宇宙ステーションに取りつける我が国のJEMの暴露部のモデルを搭載して、かつHIロケットによって打ち上げていく、
まず、竹崎観望台において、施設の概要、地球資源衛星一号等について説明を聴取した後、大崎射場において地球資源衛星一号を搭載するHIロケットを視察いたしました。本衛星は、合成開口レーダー及び光学センサーによって、資源探査を主目的に、国土調査、農林、漁業、環境保全、防災、沿岸監視等に資する地球観測を行うとともに、高度な地球観測システムの開発と修得を目的とした重量約一・三トンの衛星であります。
具体的には、HIロケットについて申しますと、当ロケットは約十二万個の部品より構成されておりますが、品質管理の徹底など個々の部品の信頼度を上げるべく努力し、HIロケット全体といたしましてその信頼度は〇・九六という非常に高い数字になってございます。
それから、ロケット技術につきましては、これまで宇宙開発事業団で打ち上げに使用してまいったロケットNI、NII及び現在使用しておりますHIロケットといったものの開発はアメリカの技術導入でやってまいったわけでございますけれども、現在進めております二トン級の静止衛星を打ち上げる能力を有しますHIIロケットにつきまし ては、全段我が国の技術力で開発するということで進めております。
人工衛星も打ち上げられ、またロケットについても現在のHIロケット、開発中のHIIロケットと着実に進展しているところであります。 そこで一方、人類に新しい活動の場を与える有人宇宙活動については、欧米に比し立ちおくれているのが現状ではないかと思うのであります。私としては、有人宇宙活動を強化すべきであり、宇宙ステーション計画などの強力な推進が必要と考えるのでありますが、大臣のお考えをお伺いいたします。
宇宙開発を始めてから二十年、この間にHIロケット、これを発射しましたし、HIIロケットの開発も手がけてきた。それから各種の衛星も自力で打ち上げてきた。打ち上げの力についてはもうぼつぼつアリアンに近づいたのではないか、こう思うのでありますが、やっぱりアメリカと比べると格差が大きい。そういう段階で官と民との共同だとか、あるいは実用と開発が一緒だとかというようなのができないというのはうんと苦労だ。
第六に、宇宙開発利用の推進のため、通信衛星三号、静止気象衛星四号、海洋観測衛星一号b、放送衛星三号、地球資源衛星一号、技術試験衛星VI型及び静止気象衛星五号の開発を進めるほか、地球観測プラットホーム技術衛星の開発研究等を行うための経費、HIロケット及びHIIロケットの開発等の宇宙輸送システムの研究開発を進めるための経費、宇宙ステーション計画への参加の一環として実験モジュールの開発等を行うとともに、第一次材料実験
また、HIロケット及びHIIロケットの開発等宇宙輸送システムの研究開発を進めることとしております。さらに宇宙ステーション計画への参加の一環として我が国の実験モジュールの開発等を行うとともに、第一次材料実験システムの開発を行うこととしております。これらに必要な経費として九百六十五億三千四百万円を計上いたしました。
○前島英三郎君 我が国の宇宙開発が着実に前進を見ておりますことは私にとりましても大変うれしい限りなんですが、特に今回のHIロケットは我が国独自の技術ということで、一つの新しい歴史的な飛躍であるというふうに高く評価されると思うのです。
具体的にはHIロケットの開発であり、引き続き大型衛星を打ち上げるHⅡロケットの開発、さらに大型の実用衛星の開発、こういうことを進めてまいりまして、まだ米国、ヨーロッパ諸国には及びませんけれども、ある分野においてはかなりのレベルまで達して、今後五年くらいの間にかなりのところまでいくだろうという見通しを得てきたわけでございます。
また、HIロケット及びHⅡロケットの開発を進めることとしております。さらに宇宙ステーション計画の開発段階に参加することとし、実験モジュールの開発等に着手するほか、第一次材料実験システムの開発を行うこととしております。これらに必要な経費として九百二十六億四千八百万円を計上いたしました。
NIIロケットでは、従来使っておりますNIIロケットでは三百五十キログラムの衛星を静止軌道に乗せるという能力がございますが、これが将来は二トンくらいまでふえるだろうということでございまして、HIロケットといたしましてとりあえず五百五十キログラムのものを静止軌道に乗せるようなものを開発しょうということで、ここ十年ほどかかって開発したものでございます。
○田代富士男君 ただいまも御答弁がありましたけれども、HIロケットによる宇宙開発は六十六年度まで続けられて、その後が六十七年度からHIIロケットへと移行していくことになるわけでございますけれども、HIIロケット開発の意義、また目的は何なのか、延長線なのか、そこらあたりをもう一度明確にしていただきたいと思うのでございます。
○田代富士男君 そこで、今さっき御答弁がありましたとおりに、宇宙開発の基本政策の中で特に重要なのが現在宇宙開発事業団で取り組んでおりますHIロケットの開発ではないかと思うわけなんですが、この八月十三日に打ち上げが成功されましたが、今後に残された課題もいろいろあると思いますけれども、特にこのHIロケットはどの程度開発が進んだと見ていられるのか、また今後の開発、宇宙開発におけるこのHIロケットの位置づけはどうなのか
○長柄政府委員 ロケットについて申し上げますと、従来日本で打ち上げてまいりましたNIロケット、NIIロケットは米国のライセンスをいただきまして日本で生産したものでございますけれども、この八月に打ち上げましたHIロケットの二段目といいますのは、これは日本の技術で打ち上げたものでございまして、徐々に日本の自主技術に切りかえていこうという努力を進めているところでございます。
最近HIロケットの打ち上げに成功した。これは我々の国の宇宙開発への努力の一つの段階として大変大きな意味を持つのだということで我々も喜んでいるわけです。それからまた引き続いて、筑波で行われたトリスタン計画が成功して、世界で最高のスピード、加速を粒子に持たせることに成功したというようなかなり大型の技術についても、最近我々の国で一定の成果を上げていることは大変うれしいわけであります。
科学技術庁もいろいろなプロジェクトを出して、HIロケットとか、今度はHIIロケットを上げるというようなことで頑張ってくれているわけですけれども、先ほど来私がしばしば話題に上げておりますアメリカのアポロ計画のような、国民がこぞって、それが我々の国の科学技術の目標なんだよ、国益のためにもなるし、また人類のためにもなるというようなものをひとつ打ち上げていただいて、これはやや長期的にもなるのかもしれませんけれども
当支所は、四十年にロケットエンジンの研究センターとして開設され、液体及び固体ロケットエンジンに関する研究等を行っておりまして、去る八月十三日に測地実験衛星と日本アマチュア無線衛星一号の打ち上げに成功した我が国初の液酸・液水ロケットエンジンを搭載したHIロケット試験機の開発に大きな貢献をし、国際的にも高く評価されております。
そういう観点から私ども打ち上げロケットの開発を進めておるわけでございますが、現在まで御承知のようにNI、NIIロケットを開発いたしまして、次にHIロケットが近く実用に移れる段階になっております。
したがいまして、この衛星は日本電信電話株式会社が従来から行っておりましたミッション機器等の研究の成果を事業団が引き継ぎまして、先ほど申し上げましたように日本電信電話株式会社の経費の負担もいただきまして昭和五十八年度からその開発をしているものでございまして、昭和六十二年度及び六十三年度にHIロケットでこれを打ち上げるということで鋭意開発を進めているところでございます。
また、宇宙開発の推進といたしまして、宇宙開発事業団における放送衛星二号b、海洋観測衛星一号、技術試験衛星V型、通信衛星三号、放送衛星三号、静止気象衛星四号の開発、地球資源衛星一号の開発研究、米国のスペースシャトルを利用した第一次材料実験システムの開発、米国宇宙基地計画の予備設計段階の作業への参加、人工衛星打ち上げ能力向上のためのHIロケットの開発及び一九九〇年代における大型人工衛星の打ち上げ需要に対処
また、人工衛星の打ち上げ能力の向上のため、HIロケットの開発を進めるとともに、一九九〇年代における大型人工衛星の打ち上げ需要に対処するため、二トン級の静止衛星を打ち上げる能力を有するHIIロケットの研究を推進してまいります。
○鳥居委員 さらにNHKの長期ビジョン審議会の調査報告が五十七年一月出まして、その中で指摘しておりますけれども、「国の宇宙開発政策は既にH-Iロケットの開発計画を有しているが、NHKとしては、衛星木林は国産によるにしても、大型化するロケットはその打ち上げ経費、実績などを考え、国際市場で調達することについても検討すべきである。」こういう指摘がされていますね。